セラミドとは、肌細胞の隙間をうめるセメントです。
難しくいうと細胞間脂質というのがその名称ですが、その名の通り、肌細胞の間に存在する脂質成分です。
役割といえば、まさにセメントで、隙間を開けて整然と並んだ肌細胞の間をしっかりと埋め、細胞の安定と肌質の強化を担います。
そして隙間の無い肌は、水分が内部から蒸発したり、有害物質が外部から侵入したりしにくくなります。
しかもセラミドはそれ自身に保湿の性質がありますので、潤いを逃がさないだけでなく、肌そのものが水分を保持した状態を保てるのです。
肌の潤いを保つためには不可欠な物質だといえますね。
セラミドは、ターンオーバーという肌サイクルの途中で生成されます。
ターンオーバーとは、約28日周期で行われる肌細胞の入れ替わりシステムの事で、このシステムの働きによって、肌は毎日新しく生まれ、剥がれ落ちていきます。
ターンオーバーによって、肌細胞は角質という、肌の一番表面の層になるまで変身を続けます。
角質になってからは、もう核が無い状態で、いってみれば死んだ細胞になっています。ですから、角質になってから肌細胞が自分の力で変化するということはもうありません。
この、肌の一番表面である角質がどんな風に仕上がったかで、肌の状態が変わってくるのです。
そして、最近の研究でわかってきたこと、それは、アトピー性皮膚炎の人は、セラミドが生成されにくいということです。
これこそ、アトピー保湿を考えるうえで私がたどり着いたもっとも重要な答えのひとつでした。
私が一番最初に使ったセラミドは、キュレルというベビー用の保湿ローション。(ミルクタイプでした。)
他の保湿剤とは、別の角度から肌を潤すということは、使用してすぐに実感できました。単純に、感想としては「なんかイイ。」って感じでした。
それから、セラミドの力を実感して、セラミドの質にこだわって探していったところ、ディセンシアというメーカーのクリーム(当時私は、クリームしか使っていませんでした)を見つけました。
このディセンシアの場合、セラミドがナノ化(極小分子化、つまり超小さく)されているので、外側から塗るという方法でも、角質細胞のすみずみまでセラミドの粒子がいきわたります。
外側からだと、生成されるセラミドとは違い、肌細胞の隙間に入り込むには限界がありました。
それがさらに小さなセラミドになったことで、肌への浸透が格段に良くなっています。
セラミドは研究者達の間で、アトピー性皮膚炎の救世主となるのではないかと考えられています。
各化粧品メーカーももちろんこの成分に注目し、その質の向上に向かって努力しているようなので、アトピーの保湿クリームはおそらく更なる進化を遂げることと思います。
娘のためにも、自分のためにも、セラミドの進化を見逃す事が無いよう、しっかりと研究を続けていきたいと思います。
もちろん、進化をみつけたら、すぐに新しいランキングを作成して、皆さんにご報告いたします。